半蔵門シェリの呟き ~2026年3月~
2026.04.23
好きな映画の話(其の五)。
イギリスのケン・ローチ監督。「ケス」という古い映画をきっかけにこの監督にハマりました。どうにもやりきれない理不尽なものへ訴える作品が多く、監督の想いがヒシヒシと伝わり、そしてヒリヒリとした余韻が残ります。
なかでもパルムドールをとった「わたしは、ダニエル・ブレイク」は、マイベスト映画のなかのひとつです。観た方も多いと思いますが、フードバンクでのシーンや、落書きのシーンは何度観ても泣いてしまう。そして、どの作品も主役はもちろんのこと、脇役の俳優さんたちの名演技にも圧倒されます。
この監督の最後の作品になるといわれている映画がもうすぐ日本で公開されるようです。老体に鞭打って取り組んだ作品に期待しないわけがなく、心がせく近ごろです。
